ソウル、ソウル、ソウル、……。
このように、ソウル、ソウル、ソウル、との連呼が聞こえたからとて、
それは韓国の地名だ。などと、はやとちりなどして欲しくない。
soul（ソウル）、つまり魂のことだ。それも、男の、勇者の魂であり、
そして、この鉄壁な魂こそが、真の意味での男の魂なのかもしれない。
法廷では、その男は四面楚歌の状態に置かれていた。
そして、男は裁判官から、
常識的には、とても考えられないような理不尽な処遇・対応に曝され、
その上、正当な裁判審理など全く行われることもなく敗訴させられた。
しかしながら、その判決は、被告であったその男の魂から繰り出された
痛快な一撃を喰らって、判決内容自体が「腐った果実の結晶」に過ぎな
かった。という、不様な醜態を露呈する。
そして、原告に与えられた、その勝訴判決の齎すべき効果はついには、
全く、言うまでもない。全てが、遂には無に帰してしまう。
筆林舎編集部
追記：尚、この「判決の残滓」を
iPhone,
iPad, PC 等の対応端末で、
お楽しみ頂ける電子書籍も shinanobook.com から出ています。
