前作『
神曲奏界ポリフォニカ 0~4話フルパック』のその後が描かれた本作は、精霊契約を交わしたフォロン自身が「神曲楽士(ダンティスト)としての覚悟」というものを自らに問い、或いは迷い葛藤しながら成長していく・・・というのが大まかな流れです。
規模としては前作程ではないにしても、同様に「とある動乱」が起きます。
その「とある動乱」に御馴染みのメンバーが試行錯誤しながら立ち向かっていきます。
ただ、前作と密接に繋がっていたりもするので、初見の方は本作のみのプレイでは把握し難い部分も多々あるでしょう。なので、まずは前作をプレイしておく事を推奨しておきます。もっとも、本編中では前作と同じく少々長めの概要や人物説明が挿入されてるので(笑)、本作のみでも大丈夫かもしれませんが・・・「前作あっての本作」だという部分は否めないので、やはり前作のプレイは最低限達成しておくべきでしょう。
新規キャラは少なめで、一部キャラにおいては新規イラスト(立ち絵)が用いられてます。印象が変わってしまったなぁと最も感じたのはユギリ姉妹で、個人的には・・・前作の方が好きですね(笑)。クリアすると全10のチャプター選択、本編で使用されたBGM試聴、イベントCG鑑賞が可能になります。また、前作と同じくインストールする事で、BGMの読み込み速度が上がり快適なプレイが可能になります。
フォロンが「一人の神曲楽士(ダンティスト)」として再び開眼し、今後訪れるであろう困難にどのようにして立ち向かっていくのか・・・。未来には「今まで以上の苦難」が待ち受けているのかもしれません。
そんな、どこか不安にも似た期待感で今は胸がいっぱいです。
フォロンとコーティ、ユギリ姉妹にレンバルト、ユフィンリー先輩にいつの日かまた必ず逢えると信じて・・・。