・内容。
DISC1.「
スペイン歌曲の500年史」(15曲、器楽伴奏、1955年)
DISC2.「セビーリャに寄せる歌」(7曲、フィストゥラーリ指揮
ロンドン響、1952,53年)
DIsc3.「17の
スペイン民謡集」(レナータ・タラゴーのギター伴奏、1950年)
DISc4.「ルネッサンス期の
スペイン歌曲」(18曲、アルス・ムジケー合奏団、1960年)
DISC5.「20世紀の
スペイン歌曲集」(17曲、ソリアーノのピアノ伴奏、1960,61年)
DISC6.「
スペイン名歌曲集」(19曲、デ・ブルゴス指揮
パリ音楽院管、1960,62年)
DISC7.「
スペイン民謡集」(25曲、サネッティのピアノ、ギリアのギターその他による器楽伴奏、1969,70年)
DISC8.「カタロニアの歌」(13曲、ロス=マルバ指揮バルセロナ市立管、ラムルー管、1969年)
DISC9.「中世及びルネッサンス期におけるアンダルーシアの歌」(17曲、ヒスペルト指揮アルス・ムジケー合奏団、1967年)
DISC10.「サルスエラの歌」(12曲、デ・ブルゴス指揮
スペイン国立管員、1967年)
DISC11.「ハンター・カレッジ・リサイタル」(25曲、デ・ラローチャのピアノ伴奏、1971年)
・212ページにおよぶ濱田滋郎氏による楽曲解説、演奏者紹介、そして日本語対訳。中古市場でお求めの際はこの小冊子が付属していることを
必ずお確かめください。愛情と熱意のこもったこの「本」を熟読しながら聴けば、このセットは、「
スペイン」という巨大な文化圏の中核に
迫ることができるものと信じています。
・聞き流しているだけでも充分美しいですが、デ・アンヘレスの20年におよぶ歩みとともに、ひとつひとつ大事に聴いていけば
その美しさが海馬にのって脳髄にまで運ばれ、生涯消えぬ宝となるに違いありません。
ギターの曲は有名なものしか知らず、
買ってみたいと思ってもなかなか選べずにいました。
だからこの6枚組のアルバムはとっても嬉しかったです。
CD毎にテーマがあり、バロック以前、
スペインの曲が2枚、
協奏曲、ラテンアメリカ、それに現代の編曲ものとなっています。
私は
スペインの2枚とラテンアメリカが気に入っていて、
家に仕事を持ち帰った時など、かけながら仕事をしています。
激しい曲もあるものの全体として穏やかで
本当に癒し系だと思います。
演奏は古いものはモノラル音源からあり、
演奏家も様々ですが、どれもがっかりさせないものです。
ピアノを聞くより静かなものが多く、
これからの愛聴盤のひとつになりそうです。