赤線の良し悪しやら、墨東奇譚的な妙なセンチメンタリズムは持っていません。

ただ、単に昭和のある時期の文化として、空気として、カフェー建築としてという意味で本当に色々感じるところのある時期、場所ですが、あまり物見遊山で行かれても地元の人はいやでしょうし、女性は入り辛いエリアでもあり、あまり見ることができません。

ある年齢になるまで、この手の建物を見ても、古いなぁとか昭和初期って感じだなぁとは思っても、これが赤線の遺構だとは知りませんでした。わかってから道を歩くと、都会の路地裏や地方には今もたまに残っていたりします。時が止まったような感覚になります。

歴史的建造物として保存してほしい、と思いつつも、明るい歴史ではなく、また決して高度な技術や芸術作品でもないし、部外者に残してほしいといわれてもこまるのだと思いますので、こういった写真で残してもらうのは価値があると思います。

この本は、写真に対し必要最小限の文章しか載っていないのがいいです。せっかく良いのに、3篇の詩、というかムード歌謡？みたいなものが掲載されています。作詞者が著者の木村聡さんで。これだけが興ざめ。これさえなければいいのに。もし文庫化や再編集する際には、このムード歌謡は抜いてもらえればいいなぁと思います。

テレビにPC画像を出すのに使用しています。
画面もきれいにだます。よかったです。

トラック名

01.ススメ！孤高娘
02.ドリームライダー
03.鳥籠に見た夢
04.みんなの声が聞こえる
05.先生☆教えて！
06.Precious word〜君につたえたい〜
07.いつの冬も

曲としては完成度は高いと思う。

薬師るりの独特の声、あれを受け入れられるかですべてが決まるかと。

ショックは大きいでしょう。

特に、先生☆教えて！のインパクトは最強です。
ちなみに、先生☆教えて！だけは民安ともえさんとのデュエット曲になってます。