長州とＧＫ金沢氏の関係を揶揄する者も多いが、この本はガチンコだよ。
なぜ、長州が馬場、猪木を向こうに回して行動できた唯一のプロレスラーなのか、それを理解できた。
長州のレベルというのは、下手くそ不良の前田や、素人の藤波が割って入る隙間のないもの。
むしろ、元前頭である天龍、オリンピックレスラーの鶴田と絡むのが必然だった。
それでいながら、マサ斉藤とともにわが世の春を謳って好き勝手に業界を生き抜いた長州は魅力的でもある。
確信犯の如く、長州の魅力に迫るＧＫ金沢は只者ではない。もう犯罪者と言っていいだろう（笑）。
これは共犯者の書である！

漫画版のドラえもんにおけるジャイアンの歌は全て
「ボエ~」なる擬音で表現されていた訳だが、もしも
仮にその「ボエ~」が現実世界に存在するならば、それは
すなわちこのCDにおけるドラゴン藤波の絶望的なまでの
歌唱力に他ならない。今となってはレアアイテムである
ビデオ版マッチョドラゴン、並びにＢ面の「ドラゴン体操」の
再発も切に願うばかりである。

結論から言いますと、ＤＶＤ見るだけで買う価値ありです。大仁田、武藤、前田との対談が収録されていましたが、全部よかった。おもしろかった。長州が大仁田をしきりに先生と呼ぶのは違和感を感じたが、昭和のプロレスを引っ張ってきた名レスラーの言葉はとても重く、心からプロレスを愛していることが分かる貴重なＤＶＤです。このシリーズのＤＶＤもっともっと見たいです。

還暦を越え、最近またメディア登場の機会が増えている長州さんの名言から、ビジネスの気付きをもらう、というのが本書の狙い。
しかし「ビジネスの気付き」の部分まで長州さんに書いてもらってるため、本来のねらいより、ただの名言集になってるきらいがあるので-ポイント。
後半はリング上というよりも、各媒体のインタビューで出た言葉が多いのも、上記の観点を踏まえると微妙な印象です。
プロレス情報ブログ「多重ロマンチック」さんも書いておられますが、まだまだ出ていない名言も多数なので第二弾に期待します。
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ブレイク前の大物との試合から
2001年の川田との初対決タッグマッチまで収録されてます。

全日本参戦時の試合は一切無いのは仕方ない所、か。

藤波からベルトを奪取し マサ斎藤と抱き合うシーンは やはり必見ですね。
藤波との試合は パワーホールで風を斬って入場するシーンも入ってますのでオススメです。

2001年以降の試合や サムライ等で放送した試合を加えてまた 発売して欲しいです。