フジテレビ系で放映されたテレビドラマにして現在も映画等でシリーズを重ねる『踊る大走査線』のアドベンチャーゲーム。
本作では映画第2弾でチラッと台詞のみで出てきた
潜水艦事件が描かれている。
と、まあ前置きは置いとくとして実際にプレイしてみての感想は『「踊る」そのままだなぁ』。
音楽は聴きなれたいつもの音楽が流れ、青島さん、すみれさん、スリーアミーゴスといった面々のやりとりも「踊る」風味。
エンディングテーマはやっぱり歌ってほしかったなぁとか、終盤ちょっと強引じゃない? とか、不満も無いわけじゃないんだけど「踊る」成分は存分に満喫出来て大満足。
「踊る大捜査線」を知らない人にとってはどうかは分からないけど、ファンなら楽しめると思います。
映画は未見で本サントラを購入しました。
前半は松本氏の楽曲のベスト盤という趣きで、後半から菅野氏の楽曲になり、あー新作のサントラだなと思えてきます。
ちなみに、オラは松本氏の楽曲を高く評価してますが、反動のあまり菅野氏を否定するまでではありません。
つかみさえ押さえておけば-例えばC.X.のテーマだけ残しておけば-残りは菅野氏の曲でも全く問題はないと思います。
このあたり、伊福部先生のテーマを切り捨てられないゴジラ映画みたいなもんで、音楽担当の方はヤキモキするでしょうけど(笑)
ところで、途中でんあー?となるところがあります。
車を運転しながら聴いていたら、確か12曲目、「え(・ω・ )?、パトレイバー2?」
メロディもさることながら、パーカッションの使い方、コーラスの使い方、まんまパトレイバー2のテーマです。
「踊る〜」は「
機動警察パトレイバー」にインスパイアされた部分があると
スタッフも公言してますが、もしかしてある意味先祖返りですか(n‘∀‘)η
パクリとは言いませんがインスパイアされすぎですよ。うふふ。
この曲に関しては少々やりすぎかなぁと感じました。
2012.10.6付記
やっと映画を観てきました。
サントラ単体で聞くとありゃまな上記の曲ですが、(ネタバレ防止のため詳記はしませんが)行き過ぎた正義が狂気を帯びていくシーン、存在そのものが目的と化した組織の闇のシーンに流れると全く違和感がありませんでした。
菅野氏ごめんなさい。これは
アリですわ。m(_ _)m
よって☆5つとさせていただきます。